らくらく操体サロン えがお

疲れているのは、体ですか?心ですか?腰痛・関節痛からうつや自律神経系失調症まで体と心のコリをほぐす仙台市にある操体法とEFTのサロンです。サロンの詳細はこちらのHPをご覧ください。【http://www.rakurakuegao.com/】

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しじみ汁の思い出

こんにちは。
今日は、私たち母娘にとって忘れられないシジミ汁の思い出について
書きます。

「治療してもしなくても、あと2~3か月の命」と、医師から診断された2ヶ
月後、娘は全身状態が悪化し、わずかな水分しか口にしなくなりました。
1歳9か月の時でした。
そんな中、酸素テントの中から、かすれるような声で、
「シジミ汁・・」と突然言いました。
何かを食べたがるのは、久しぶりのこと。
でも・・・。
無菌室に入院中の娘に、私が作ってあげるのは難しいことでした。
急いで病院の売店から残り1個しかないインスタントのカップのみそ汁
を買って来ました。

ちょっぴり汁をすすり、たった2個の下に沈んでる小さなシジミを食べて、
「しじみ・・・もうない?」と悲しそうにポツリ。

もしかしてこれがこの子の人生最後の食事になるかも知れないのに、
そんなちっぽけな希望すら叶えてやれない自分が、悔しくって、辛くって、
悲しくて・・・。
「ごめんね。」って。私も泣きだしそうでした。

その時たまたま年配のⅠさんという看護師さんが検温にいらしたので、
その話をしました。

「今朝、朝市でシジミ買って味噌汁たくさん作ってきたよ!!」
翌朝早く、その日お休みだったⅠさんがポットを持って元気に病室に顔を
出してくれました。

「おいしいね・・・しじみ・・ぷりぷり・・・おいしいね」
本当に幸せそうなえがおで、味わいながらシジミを頬張る娘。
久しぶりに見るそんな娘の明るい表情。

どんなにシジミ汁がありがたかったことか!!
私にはⅠさんが、心から神様に思えました。

そして買ってきてくれた娘の大好きなキティちゃんのお皿とカップとお箸を
見せ、Ⅰさんは、酸素テントの中で、横たわる娘に話しかけました。
「元気になったら、このあ皿やお箸を使って、おいしいものいっぱい食べよう
ね。もうすぐ元気になるからね!」

誰もが娘の死へのカウントダウンを始めているというのに、
母親の私でさえも、もうだめだとあきらめてしまっているのに
「元気になったら・・」なんて思っていてくれる人がいたことに驚き、感謝しま
した。

Ⅰさんの作ってくれたシジミ汁は、愛情と思いやりがいっぱい詰まっていま
した。
死にそうな娘の体も心も温めてくれました。
そればかりか、母親の私に、大切なことを気付かせてくれました。

数日後、危篤状態に陥った娘は、奇跡的に、そうあの時の担当の教授の言
葉を借りれば、まさに「アンビリーバブル!!」なほど、回復しました。

シジミ汁は、たくさんの季節が過ぎても、私にとっては看護の力、人の思いや
りの力を、いまでも思い出させてくれる一品です。

本当にⅠさん、ありがとうございます!!
あれ以来私の目指す看護師像は、Ⅰさんです。





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プロフィール

えがお

Author:えがお
らくらく操体サロンえがおです。
体や心の痛みから解放され、心からの笑顔に変わっていく瞬間が大好きです。
そんな本当の笑顔に出会いたくて、サロンを始めました。
すべての人の中に、よい状態に戻ろうとする力があります。
それを独自のほんわか操体とEFTでお手伝いしています。  

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